草取り

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    先日こんなやり取りがありました。

    普段は腰痛もあり「私は40分しか座っておられんから」と言われいつも居室で休まれることが多いお客様ですが、気分転換をかねて車椅子で建物内を1周している時にウッドデッキから外に置いているプランターの花を見ながら「お姉ちゃん、あそこに生えとる草は、ヒジワ言う雑草なんよ、私はな85歳まで畑仕事もようしたし草取りもしたんよ。家で転んで入院してからは畑仕事も出来んようになったけど、あの時はどうしょうかと思ったわ〜」とお元気だった時の事を懐かしそうに話して下さいます。

    職員が「○○さん,昔を思い出して久しぶりに草取りをお願い出来ませんか?」
    と声を掛けましたが、「お姉ちゃんがしたらええが、私はせんよ」と言われ一度は居室に戻られました。少しすると「お姉ちゃん、草取りしてみようか?」と言ってくださり職員と外へ出て草取りが始まりました。私も草が生えているのが気になり1度は抜いては見ましたが根が張っていたので植えている花も一緒に抜いてしまいそうで途中やめにしていた所だったので草だけチャント抜いてくれるのかな?と心配で様子をみていましたが「根が張って抜きにくいな〜
    力が入らんわ〜」と言われながらも見る見るうちに背が高く伸びていたヒジワ(
    正確にはオヒシバと言う雑草で生活力の非常に盛んなイネ科の雑草で舗装道路の割れ目や敷石の間にもはえる一年草)を抜いて下さいました。



    現在グループホームでは、お客様のADLの低下の為 お客様と一緒に何かをすること、出来る事が少ない中この日の「お姉ちゃん、あの雑草はヒジワよ」をきっかけに始まった草取りを通してお客様の普段見る事の出来なかった姿、生き生きとした表情を見ることができ心がほっこりとしました。 少しづつですが、ほっこりした時間を増やせるように頑張って行きたいと思っています。

    グループホームはるや  原 広美
     

    臨床実習

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       臨床実習に来る学生を受けて7年以上が経ちます。

       初めて引き受けた実習生は名古屋の学生だったと記憶しております。当時は実習指導の経験もなく、何をどのように指導すれば良いかもわからず、学生側がどのように感じていたのか不安に感じています。また、もし実習生が実習指導者を評価した場合、合格点が取れていなかったのではないかと反省も残ります。

       最近は遠方からの実習生の受け入れは少なく、岡山県内がほとんどです。また、毎年のように実習生の受け入れもあり、適切な指導ができているかは別として指導方法は固まってきたようにも思います。

       自分が実習生だったころに比べ、現在ではクリニカル・クラークシップ(臨床参加型)実習を導入している実習地も多いようで、私たちもそれに近い形で実習を受けてもらえるように意識しています。

       昔は評価レポートの作成や実習地で学んだことに対する課題レポートなどが重要視され、睡眠時間もなかなか取れなかったということをよく聞きましたが、現在ではそのようなことはなく、学校側からフィードバックの時間やデイリーノートを記入する時間は実習時間に含めるように言われたり、1日8時間(1時間の休憩を除く)の実習ということで、長い時間実習施設に残さないように注意も受けています。

       国では「働き方改革」もスタートし、職場において時間管理や生産性向上など取り組みが進んでいます。養成校も「実習改革」が進んでいるのだと思い、時代の変化を感じています。


      デイサービスセンター アルフィック総社
      中原 徹

      魔法の言葉「ありがとう」

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        皆さんは、「ありがとう」と1日にどれくらい言っていますか?このブログを書くにあたり、日本人が1日でどれくらい「ありがとう」と伝えているのか調べたところ、平均で7.5回だそうです。果たして多いのか、少ないのかは個人によって差はでると思いますが、私は平均より言っているなと少し安心しました。よく言われるのが、「感謝の気持ちを伝えることが重要だ」と言われますが、なぜ感謝の気持ちを伝えることが重要なのか。それは、「ありがとう」を伝える回数が増えるほど、言われる回数も増え、自身の周囲も幸せになり、正の循環が生まれ、チーム全体をポジティブにしてくれる魔法の言葉になると言われています。
         はるやでは、スタッフが考案してくれた「ハッピーはるやプロジェクト」を行っています。内容としては、一緒に働いているスタッフの良いところや、人間として輝いている場面を見つけ出し、自分の想いをハッピーはるやカードに記載し、直接相手に言葉で伝える取り組みです。最初は、スタッフ同士が照れ臭そうにカードを渡し、言葉を交わしていましたが、今は「ありがとう」という言葉が日常的にも増えたように感じます。これからも私やスタッフ、そしてお客様が幸せになれるよう、「ありがとう」という魔法の言葉を言い続けたいと思います。


        グループホームはるや
        立花 圭

        共存

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          アルフィックでは、外部業者さまにお食事をお願いしています。ケイタリングで提供しているデイサービスも多い中で、その日にその場で調理されたお食事が、お客様にお出しできる事はサービスの質を担保する上で非常に大切な事だと考えております。「毎日、決められた時間に食事が安定的に提供される。」当たり前のことのようですが、もし外部業者様が「毎日の提供が難しくなりました。他の業者様にお願いして下さい。」と、言われるとどうなるのでしょうか。もちろん継続的に食事を提供できるよう様々な知恵を絞りますが、自社のみで毎日の食事を安定的に提供する事は、現状ではほぼ不可能に近いのではないでしょうか。

          業者様からすると私たちは顧客、当社で言う「お客様」にあたると思いますが、私は「業者さまはパートナーである。」と考えた方が自然な気がします。先程例えに出した食事業者さまもそうですが、社屋メンテナンス、車両関連、コンピュータ、駐車場管理、ゴミ収集、害虫駆除などなど数え切れないほどの沢山の業者様、そこで働いて下さっているスタッフのご協力を頂いていないと私たちの仕事は成り立ちません。言うなれば会社、事業所の目的を達成する為には必要不可欠な存在であるとも言えます。私たちにできないことをお願いしている立場だと思います。「業者さまは探せばいくらでもある。」という考え方もあるかもしれませんが、労働人口が急速に少なくなる中、本当にそうなのでしょうか?私たちと同様に、他の会社も少ない労働人口で効率的な仕事をしないといけないはずで、多分必死だと思います。

          毎日の仕事の中で本当にお世話になっている外部業者さま、私たちの仕事になくてはならない大切な存在だという気持ちを持ち、お互いがパートナーとして共存できるwin-winの関係でありたいと願います。まずは今まで以上に日頃から挨拶をしっかり行い、声を掛け、お互いを労える風土作りを行っていきたいと思います。経営理念にある「あてにしあてにされる関係づくり」、決して社内だけのものではないと私は考えます。

          通所介護事業部 統括責任者
          高田 良介

          かっからか参加

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            2月の異動から半年が経過しました。
            8月3日(土)毎年恒例のかっからかに参加しました。昨年まではセカンドのスタッフとして参加させていただきましたが、今年は中心となって毎年準備をしてくれている本社スタッフの一員として参加しました。「今年は1番目立つようにしよう」という社長のお言葉もあり、どんなアイテムを使ったら目立つかを本社スタッフが考えてくれて、みんなで手伝って完成させました。目立つためのアイテムは、ハチマキとうちわ。アール・ケアカラーのブルーを使用し、ハチマキには「挑戦はまっ先に。サービスはまっすぐに。」の文字を入れ、うちわはブルーのキラキラモールで飾り付けをしました。
            お祭りには本社周辺のスタッフだけでなく、他事業所からも業務終了後に駆けつけてくれました。
            暑くてへとへとになりましたが、ご利用してくれているお客様も沿道で見て手を振ってくださり、出てこられないお客様はケーブルテレビを見ながら応援してくださって楽しんでくださいました。
            新たな場所で、新たなメンバーと一緒に取り組んだかっからかは、とても楽しく達成感も感じられました。今後も本社メンバーと色々なことを成し遂げていけたらと思います。





            デイサービスセンターアルフィック  先田 忍

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