想いを形に

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    あるスタッフから仕事の想いを聴く機会がありました。それは直島でリハビリテーションの仕事をしたいという想いについてです。
    「直島には専従の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士がいない為、生まれた時から私を見守って下さっていた直島の方々に、リハビリテーションを通して報恩の想いがあり理学療法士になった。私以上に直島で長い間生活をしてきた高齢者の方々が、リハビリテーションのサービスを受けられず、少しずつ自分ひとりの力で生活をすることが難しくなっていき、島内外の施設に入所せざるをえない現状がある。このような方々に対して、人間誰しもが思う自分の家で死ぬまで過ごしたいという気持ちに寄り添いたいと思い、理学療法士としていつか直島に貢献できる日を夢見て仕事を続けてきた」とのことでした。
    この想いを形にしたいと思い責任者に相談し2016年10月に直島の社会福祉協議会や行政の方、当時の町長に提案して直島に訪問を開始することができました。
    そして今では3年目を迎えました。お客様のご家族を含む近所の方々にもリハビリテーションについて知って頂く機会を作り、リハビリテーションを受けるまでの状態ではないが自宅での困りごとがある方々の相談にのるなど地域貢献出来るように頑張っています。
    どんな想いで仕事に携われるか。一人一人のスタッフの想いを形に変えて現実にできるように挑戦し続けたいと思います。


    <想いを伝えてくれたスタッフ>


    <一緒に地域を支えてくれる直島の皆さんです>



    訪問看護ステーションママック
    岩下 修

    介護保険サービスからの脱却 〜保険外サービスへの移行〜

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       以前、ブログにてご紹介させていただきました、地域の方々へ向けての取り組み「いきいき運動教室」を始めて早1年が経過しました。
      取り組みを始めた当初は第2・4水曜日のみ事業所を開放していましたが、現在は毎週水曜日に開催することができています。
      利用する方も1日15名程度と少しずつ増えてこられたため、サービス内容の見直しや、サービス提供に伴うアルフィックとしての業務効率化にも取り組んでいます。
      その中の一つに、以前は現金(1回500円)にて利用料を毎回お支払いただいていましたが、現在は「Rサポ」に協力してもらいチケット制となり効率化に繋がりました。


      【10枚セットチケット+1枚サービス無料券付けて販売:販売価格5000円】


      先日、生活支援通所サービス(緩和型サービス)のお客様が介護認定の更新の際に身体状態の改善がみられ、生活において支障はないと判断され「自立」の認定がでました。
      そのお客様は、不服申し立てをしてなんとか継続してアルフィックを利用できないかと相談がありました。「運動する場所や機会を失うと、せっかく体がよくなったのにまた悪くなりそうで不安」との理由で。
      その際に、「いきいき運動教室」の存在をお伝えしました。保険外のサービス(実費)にはなりますが、よかったら来て地域の方と一緒に運動してみませんか?との問いに対して是非、行かせてもらいたいとのことでした。
      そのお客様は結局、不服申し立てをすることなく介護保険サービスから脱却(卒業)し、現在は車で毎週「いきいき運動教室」に元気に参加されています。


      【卒業証書】


      【生活支援通所サービス卒業式】

      介護保険料の高騰は以前から行政も頭を抱えている問題です。
      一度、介護認定を受けサービスを利用してしまうと、介護保険サービスからの脱却(卒業)は非常に難しいことです。
      介護保険サービスを使わないと、身体機能の維持が図れない、他者と係る機会が非常に少なくなるなどの不安から断続的にサービスの利用をされる方がほとんどだと思います。

      その反面、運動できる場所、地域と繋がりが持てる場所(受け皿)が増えれば、介護保険サービスに固執せず自身の健康を維持する場やコミュニティが拡がり、自ずと介護保険サービスに頼らないことも可能になると私は考えます。

      自身の健康寿命は自身で守る時代です。
      地域の方々にもっと健康寿命に対しての意識を高めていただきたい、健康予防教室として地域での役割が拡充できるよう今後も取り組みを継続していきます。
      まだまだ始まったばかりの事業ではありますが、保険外サービスの足掛かりになればと思います。


      必要な人に合わせた、必要なサービスを。


      通所介護事業部  井上 宣弘

      咄嗟の判断で

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        つい先日の事ですが、ご自宅で転倒されたお客様を、訪問したヘルパーが発見しました。

        お客様は混乱された状態で、いつからこの状態なのか聞いても、会話がかみ合わない状況にありました。お体も大きく、床から椅子まで態勢を整える事が、ヘルパー一人では難しく、現場からの要請を受けて、私も救助に駆けつけました。

        私が到着した頃には、お客様も徐々に落ち着きを取り戻されていましたが、救急車を要請するべきか否か判断する状況で、このようなワードで連想しました。

        95歳で高齢→骨がもろいかもしれない、独居→明日までの生活全般が心配、
        家族が遠方→すぐに協力は得られない、今日が祝日→病院その他各機関が休み、
        痛み→顔をしかめる程痛い。

        上記のような連想から、状況判断し、現場より119要請し、隊の到着までに共有するべき情報を整理し、到着を待ちました。
        搬送の結果、大腿骨転子部の骨折という事で、しばらく入院となりました。

        判断を迫られる状況は、いつも突然訪れますが、そこに十分な情報があれば、迷いも減り、より正しい判断ができるのではないでしょうか。

        アスト中央 丹波 大輔

        専門学生の会社見学

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          先日、旭川荘厚生専門学院吉井川キャンパスより、介護福祉学科の1年生16名が授業の一環でアール・ケアに会社見学に来てくださいました。

          会社見学を通じて「“地域包括ケアシステム”の中で福祉、医療の展開をする企業の想いを学んで欲しい」との事でしたので、大月常務より学生に向けて、アール・ケアの軌跡、事業の展開や事業運営の想いについて聞いて頂き、その後はハーヴィスクリニックの佐能院長より “介護のプロフェッショナルになれ!!”をキーワードに医療制度、地域医療の現状や高齢者の特性について学んで頂きました。普段の授業とは違った雰囲気で学ぶ環境に学生や先生からは、実際に事業を展開している企業の話やドクターからの話を聴く機会は中々無いので教科書の活字で見聞きするよりも、リアルな現場の実態を学べてよかったと喜んでくださいました。


          現場見学では、デイサービス、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、看護小規模多機能型居宅介護、定期巡回、訪問介護、訪問看護、居宅支援事業所をみて頂きました。
          学院の実習では、施設実習がほとんどでデイサービスや在宅支援事業の事業所などは、初めて見学する学生が多く、いろいろな事業を見る事が出来てよかったと言って下さっていました。
          サービス付き高齢者向け住宅の見学では折角の機会なので、住宅で提供している昼食をお客様と一緒に食べて頂きました。お客様も若い学生達に興味津々で「どこの学生さん?」「何を学んでいるの?」と楽しそうに話をされていました。現場には旭川荘の卒業生もいて先輩、後輩で話をする機会や、数十年ぶりに先生との再会をしたスタッフもいたりと、和気あいあいとした雰囲気で会社見学を終えました。

           後日先生より、学生達に帰りのバスで見学の感想を聞くと「楽しかった!!!」と全員が言っていて、学院としては「勉強になった」と言って欲しかった部分もあるが、介護の現場を見て“楽しい”と感じてもらえた事は学生達にとってはとても大きな収穫で、とても良い機会になったと感謝の連絡を頂きました。

          とても真面目な16名の学生達に会社見学に来ていただき、案内をさせてもらっているこちらも気持ちがよかったです。これからさらに多くの事を学び、来年には就職活動が始まっていくと思うので、また会えることを楽しみにしておこうと思います。

          ハーヴィスヒルズ / ハーヴィス24玉野
          滝澤 直樹

          QOLを知ること

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            先日、「アール・ケアカフェ」にて医療・介護多職種の方へ、「玉野アクティブクラブ」にて地域住民の方へ『QOL』についてお話をさせて頂く機会を頂いた。

            『QOL』とはQuality-of-life:『生活の質』を指す言葉である。
            頭の中で作られる構成概念であり、実体はないが、臨床上測定できるものである。
            主観的であり、何かあるごとに、容易くころころと変わるものである。
            簡単にいうと、その人が今この瞬間に大事にしているものが、うまくいっているかどうか?であり、たずねることで知ることができるものである。
            『幸せ』に近い概念かもしれない。

            我々が提供する医療サービスの目的は「寿命の延伸」と「QOLの向上」である。

            生きていると様々な選択の岐路に立たされることがある。
            理不尽に何かを失うこともある。実体があるもの、構成概念に関わらずだ。
            ただ、その人がどのような考えで、どの道を進もうともQOLは高めることができるという考え方が私は好きだ。


            私の『QOL』を決める項目のひとつに『ラーメン』がある。
            ただ残念ながら、「食べ物」としてのそれは早死にする食べ物ランキング常連である。
            私にとって『ラーメン』は、「前職」であり、「人との交流」であり、「YouTubeで眺める道楽」であり、「食べている家族の笑顔」である。「食べ物」でなくても良いのだ。

            言葉の意味もまた変わりやすいものなのだ。
            新しく言葉の意味を書き換えることで人は生きていくことができるのだと思う。

            訪問看護ステーション ママック
            所長 山谷 友範

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