新型コロナウイルスの感染拡大により、より一層の感染拡大防止対策を通所介護事業部で行っています。
「密閉」「密接」「密集」の三密を可能な限り避け、お客様と社員を守りながらの運営です。
様々な事に気を配りながら改めて感染対策の難しさを思い知らされました。
もちろん以前から気を付けないといけない感染症に対して、感染対策を行って来ています。
手洗い、うがい、マスク着用、消毒、換気、、、基本的な項目はどの感染症も同じですが、お客様と社員にプライベートな行動まで自粛要請をするのは初めてです。
価値観にバラつきがあるのは当然なのでそれぞれ受け止め方も違います。ウィルスが目に見えればいいんですが、、、
いっその事、どこかの国みたいに「禁止令を出してもらえれば」とも思いますが、愚痴になってしまいますし。
お客様と社員を守りながらの運営には「感染対策をお願いします。」という形で徹底して言い続けるしかありません。
ここが難しい。「禁止」とか「絶対」とか言えない。あー、困る。
必要なのは、期待するのは、みんなの勇気の声。
「今はダメだと私は思う。」
引き留める勇気。もとより自分も。
私たちは、今後の感染症に対する意識改革をここで徹底的にやって今後に活かさなければと思います。
不謹慎ではありますが、いつ新型コロナウィルスが収束するか分からないし、さらに新しい感染症も出てくるかもしれません。
常日頃からの意識、意識が行動に変わるを呼びかけをしていきたいです。
一方で、三密を避けるため働き方は随分変化しました。
お客様と直接関わる私たちの仕事。テレワークはできません。
研修、会議などの部分については優先度、重要度を考慮し研修の中止やWeb会議をより一層導入するなど、スリム化が進んでいます。
そもそも必要だったのかとか、その効果はどうだったのかが後々の結果として出てくると思います。
私たちは三密を避ける対策の中で、働き方を整理する期間に充てられるのではないでしょうか。
さて、今日もデイの運営は今のところ続いています。
休業要請が出れば別ですが、感染拡大防止とお客様の活動性を維持、確保するという両輪を動かす使命を私たちは担っています。
コロナの不安がある中で、来所して頂いているお客様。
コロナの不安がありお休みされているお客様。
価値観は様々で、否定も肯定もできません。
ただ、お家の生活だけでは、どんどん活動量が減っていくことは自粛生活の私たちも同様で、容易に想像ができます。
これは何とかしなければ。
私たちが、今できる事。
「お家にいること」だけではないような気がします。
通所介護事業部 統括責任者
高田 良介
- 2020.04.28 Tuesday
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- 09:05
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- by アール・ケア スタッフ