祖母との思いで

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    先月3月3日に祖母が亡くなりました。享年91歳の大往生でした。

     

    祖母は60代で脳梗塞を発症し、左半身にマヒが残りました。

    今までが一生懸命働いてきた分これから自分の時間を楽しもうとしていた矢先でした。思うように動かない体と整理がつかない気持ちに、毎日イライラしてばかり。一緒に住んでいた数年間、最初は優しく接していた私も、顔を見ることさえも嫌がり冷たい態度をとるようになってしまいました。

    その後長男の住む香川県に引っ越し、ホッとさえしていました。

    数年たったころ、祖母と母と3人で温泉に行ったとき、服の着脱や、装具がない状態での歩行介助と目の前でテキパキと介助を行う母をみて、これくらいならとやってみるも「あんたは怖いからお母さんに代わって。」と言われる始末。

    何も出来ない自分がショックで恥ずかしくなりました。祖母の手助けをしてあげたいと、

    その出来事があったからこそ、今介護の仕事を天職だと思える自分がいます。

    ここ数年は、近いからいつでも行けると、足が遠のいていました。

    もっと会いに行っておけばよかった。「もしもし、ばあちゃんよ。元気?」と頻回にかかってくる電話にちゃんと出てあげればよかった。祖母の大好きな芝桜を毎年連れて行ってあげたかったと寂しく思います。

    でも、いつも何が食べたい?と聞くと「焼肉!とビール!」と答え、ご飯の時は震えまくる右手も煙草を吸う時がピタっと止まり、「しあわせじゃ」と笑う祖母の笑顔も浮かびます。

    最後を看取ることはできませんでしたが、いつも思い出すのは少し照れながら笑う祖母の笑顔です。

     

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    ディサービスセンター アルフィック十日市

    河野 三恵

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