ターミナルケアとしての福祉用具

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    近年、ターミナルの方のお話をよく頂き、ケアマネジャ―や訪問看護師と一緒に看させていただくことが増えております。
    昨年、私の使命だと思わせてくれた末期癌の方とのお話があります。

     まだ40代半ばの女性で、ご主人と可愛い幼い子どもたち3人の5人家族。
    ある時いつものようにご依頼頂き、退院に合わせて特殊寝台及び付属品、手すり、エアーマットレス、車椅子を納品しました。
    退院当日とその翌日は頑張ってご自宅のトイレまで歩いて行かれるとのことで手すりを使われていました。
    しかし三日目は全く歩けなくなり、腹水がたまり、車椅子も幅が大きいものに変更。少しでも外の空気が吸えるようにスロープも納品。
    四日目。痛みが増強し、体位変換器を納品。数日痛みと闘いながらお子様とご主人のために頑張っておられましたが、七日目天国への旅立たれました。
    訪問する度に「車いすへ座るの楽になった。有難う。」「体位変換器を使って側臥位で寝るとよく寝れた。有難う。」と声を振り絞っておっしゃって下さいました。
    痛くて辛かったでしょうが、常に周りに感謝の御言葉を述べられている姿勢に、私は励まされ、もっと少しでも痛みを和らげてあげたい、今できることをしてあげたいと使命のようなものを感じました。

    在宅で終末期を過ごされる方にとって福祉用具は必要なことが多いです。
    少しでも長く快適に在宅で過ごせるよう、迅速な納品は勿論、その後も寄り添い、必要なものを追加・交換し最期までご本人様らしい人生を生きるお手伝いが必要です。
    これからも使命感を常に感じながら、お客様に寄り添っていける福祉用具専門相談員・福祉用具チームを目指します。
    (写真はエアーマット研修の風景)


    ☆責任者ブログにて 旅好きな私が発見した福祉用具・環境等をちょこっと掲載させていただきます。☆

    今回は、【鹿も喜ぶ?ちょっとした段差スロープ】



     ※写真は宮島の散歩道に設置されたスロープ
    ほんの少しの段差でもスロープがあれば嬉しいものです。
    緩やかなスロープで安心して通ることが出来そうです。


    アール・ケア 福祉用具サービス
    古屋 絵美

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