QOLを知ること

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    先日、「アール・ケアカフェ」にて医療・介護多職種の方へ、「玉野アクティブクラブ」にて地域住民の方へ『QOL』についてお話をさせて頂く機会を頂いた。

    『QOL』とはQuality-of-life:『生活の質』を指す言葉である。
    頭の中で作られる構成概念であり、実体はないが、臨床上測定できるものである。
    主観的であり、何かあるごとに、容易くころころと変わるものである。
    簡単にいうと、その人が今この瞬間に大事にしているものが、うまくいっているかどうか?であり、たずねることで知ることができるものである。
    『幸せ』に近い概念かもしれない。

    我々が提供する医療サービスの目的は「寿命の延伸」と「QOLの向上」である。

    生きていると様々な選択の岐路に立たされることがある。
    理不尽に何かを失うこともある。実体があるもの、構成概念に関わらずだ。
    ただ、その人がどのような考えで、どの道を進もうともQOLは高めることができるという考え方が私は好きだ。


    私の『QOL』を決める項目のひとつに『ラーメン』がある。
    ただ残念ながら、「食べ物」としてのそれは早死にする食べ物ランキング常連である。
    私にとって『ラーメン』は、「前職」であり、「人との交流」であり、「YouTubeで眺める道楽」であり、「食べている家族の笑顔」である。「食べ物」でなくても良いのだ。

    言葉の意味もまた変わりやすいものなのだ。
    新しく言葉の意味を書き換えることで人は生きていくことができるのだと思う。

    訪問看護ステーション ママック
    所長 山谷 友範

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