ノーリフティング・ケア

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     先日、私が担当しているお客様のご自宅で担当者会議がありました。議題の中心となったのは「移乗介助時のヘルパーの負担が大きいため撤退させて欲しい」というものでした。話をおうかがいすると、そのヘルパーステーションではスタッフの高齢化や人員不足も相まって複数名で対応することも出来ず、不安感を強く感じられているとのことでした。
     今回の問題は環境面での調整で解決したのですが、このようなケースは今後増えてくるのではないかと感じました。

     オーストラリアでは1980年代より介護職の腰痛予防のため、危険や苦痛の伴う、人力のみの移乗を禁止し、患者さんの自立度を考慮した福祉用具使用による移乗介護を義務付け、腰痛発生を半減させました。
     日本でも徐々に「ノーリフト」という言葉が病院、施設、そして在宅でも広がりつつあることをご存知でしょうか。これらの介助方法は介助者のみならず、介助を受ける側にも、過剰な緊張を抑制し、拘縮や褥瘡の発生予防になる恩恵があると言われています。

     濱口看護師が率先して取り組んでいる高知県で学んできて下さったので、まずはママックの中で共有したいと思っています。「持ち上げない」という変革が浸透するように私も尽力していきたいと思っています。


    訪問看護ステーション ママック
    山谷 友範                   

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