天・地・人

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    昨年参加した学会にて以前購入した書籍の著者である先生にお目にかかることができました。
    その方は呼吸リハに関する第一人者で、その日の講演内容も大変勉強になりました。
    今のように呼吸リハが一般的なものではなく、理学療法士だけでなく医師の世界においても呼吸リハは理解がなされず、苦く大変な思いをされながらも呼吸リハの礎を作られた方の言葉は、わかりやすい表現の背景にある重みがひしひしと伝わってきました。

    私はその書籍を持って行ってまして、ミーハーにもサインをいただきました(笑)

    そのサインに書かれていたのは「天・地・人」の文字。
    天地人は孟子の「天時不如地利。地利不如人和」(天の時は地の利に如かず 地の利は人の和に如かず)に由来する言葉で「天の時、地の利、人の和」の意です。
    戦国武将の上杉謙信もこの言葉を礎に政を行なったと言われています。
    物の序列を表すことからは謙虚さも表す言葉です。

    人は自分ができることを一生懸命に行い、それを高める努力を続ける中で様々な学びを得ます。
    先生がこの言葉を書かれた意図はきっと私が知る言葉の意味よりも深いものがあると思います。

    現代は情報社会ですから「知る」ことは容易いことです。そして分かった気になるのも容易いです。
    多くのものに目を向けて広く物事を知ることは大切ですが、自分の中に真意となるものは、自らが動いて培ったものからしか生まれてきません。また、一つのことを磨き上げた先には多くの物事に通づるものやそこにしかないものがあります。

    知識・技能を学びそれを糧に行動する中で本当の学びがあると思います。

    この言葉の意味を自分の中にしっかり持てるように、一所懸命に過ごしていきたいと思います。

    コンディショニング事業部
    栗山 努

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