言葉が意味するもの

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    だいおうじょう【大往生】…(天命を全うして)安らかに死ぬこと。また、立派な死に方。
    出典 大辞林 第三版


    先日、私が訪問しているお客様の母親が亡くなられた。
    その母親は、90代で癌を患い、入退院を繰り返しながら病院で最期を迎えられたとのことであった。
    話の中でお客様はこうおっしゃられていた。
    「母が亡くなって多くの方が挨拶をして下さるのですが、『大往生でしたね』と声を掛ける人がおられ、私は深く傷つきました。母は痛みに苦しんでおりましたし、最期に自宅に帰れず無念だったと思います。決して大往生では無かったのです。」

    私には彼女の死が大往生だったかは分かりませんが、大往生という言葉の意味するものは人によってはとても重いものであり、他人が気軽に使う言葉ではないのだろうなと感じた。

    言葉には成り立ちや正しい意味があり、その意味を理解していないと間違った伝わり方をすることもある。また人によって意味の異なる言葉も存在する。『健康』や『幸福』もその一つだと思う。私自身も意図しない意味で言葉が伝わり相手に誤解を招いたことが多々ある。


    私は『リハビリテーション』に関わる仕事をしているので少なくとも『リハビリテーション』という言葉の意味するものを口にせずとも理解した上で業務に励みたいと思っているし、自分なりの解釈と信念を積み重ね、心に持ちたいと思う。

    写真は兵庫県立総合リハビリテーションセンターの玄関にある世界保健機構が示したリハビリテーションの理念です。広めていきたい素晴らしい考え方だと思う。



    訪問看護ステーション ママック
    山谷 友範

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