災害に対して自分たちにできること

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     まずはじめに、この度は西日本豪雨により被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げ、お亡くなりになられた方々につきましては心よりご冥福をお祈り申し上げます。被災された地域の一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。

     岡山でこのような災害が起こると思っておらず、私自身も近隣で堤防が決壊したにもかかわらず特に準備もせず翌朝まで気が付きませんでした。近隣の現状を見ることで、日頃より災害に対する意識が低いことに気づかされ、避難せずに自宅で寝ていたことに恐怖を感じました。担当させていただいているお客様に災害についてお聞きすると私同様に「今まで何もないから大丈夫だと思った」「うちの家は問題ない」「非難する場所がわからなかった」と話され、避難指示が出ていたお客様で避難所やご家族の家等に避難された方はおられず、自宅2階に避難された方1名であり災害に対する意識が低い状態が見受けられました。多くの方たちは避難指示が出てから避難しようと考えられている方が多く、避難指示の段階では天候の状況の悪化により動くに動けない状況に陥られ家にとどまっておられましたが、避難に対するレベルを再確認すると避難準備・高齢者等避難開始となっていました。私たちが関わっているお客様は避難準備・高齢者等避難開始段階で避難を開始しなければならなかったことになります。

     なぜ避難の実施ができなかったのを考えると普段からの準備ができていなかったことが挙げられると思います。日頃より行政が出している情報の確認、防災ポータルサイト等を確認しておく必要があると思いますが、現状ご自宅がネット環境にない、スマートフォン等の情報機器が使用できないなど情報を得にくい状況にある方たちは大勢おられます。また、避難したくても介助しての避難は難しい為避難できないという方もおられると思います。私たちにできることは、専門職として多職種や地域住民の方たちと連携しチームとして災害時の準備確認をしておく必要があると思います。岡山市が発行しているハザードマップやNTTが現在配布している防災タウンページ、訪問看護協会が発行している災害マニュアル等使用し、日頃から災害別にどのように避難するのかシュミレーションし、避難が困難であれば他の方法を考えることで防災への意識を高く持つことができるのではないかと思います。
     「80年住んできてこんな水害にあったのは初めてじゃ」と話された方がおられました。今までになかった災害がどこで起きるかわからない現在です。安心、安全にご自宅で暮らしていただくためには災害に対する準備も今までになかったレベルで行うことが必要なのだと思います。

    訪問看護ステーションキャスト
    野尻 方博

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