アドバンス・ケア・プランニング研修

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    アドバンス・ケア・プランニング(以下ACP)研修にキャストスタッフ13人で参加しました。

    ACPとは将来の意思決定能力の低下に備えて患者様や、そのご家族とケア全体の目標や具体的な治療・療養について話し合う過程とされています。
    具体的に言うと、もしも将来何かあった時の為に、今後自分がどのような状態になるのか、どんな医療を受けたいのか、また、受けたくないのか、病気であってもどのようなことがしたいのか、どのような最期を迎えたいのか、その場所はどこなのかなど、医師やケアマネジャーなど医療、介護の専門家から必要なサポートを受けながら、家族も交えて、希望や考えを明らかにしていくための話し合いを行う過程となります。


    今回の研修では講師による講義と多職種でグループを作り、それぞれ役を決めロールプレイを行いました。
    ロールプレイはそれぞれご本人役、ご家族役、専門職役を演じることで、様々な立場や考え方を体現することができ、役を演じる難しさもありましたがそれ以上に聞かれる側の不安感、また、聞く側の本音を聞き出す難しさを体験することができとても学びの多い研修となりました。
    特に本人役をやってみると自分の思っていることを聞いてくれないもどかしさや、理解してくれない不安感が感じられました。実際、自分が現場でお客様と会話を行う際に自分が聞きたいことだけ聞いているのではないか、こちらの都合に合わせ答えを誘導しているのではないか、また、相手が話しやすい傾聴する姿勢がとれているのか改めて再確認を行う良い機会となりました。

    ACPで重要なのは話し合いで、話し合う過程でその方の考え方や人生で大切にしていることを少しずつ理解できてくるようになります。話し合いが十分に行なわれず、その方の考え方を周囲が理解していない場合、その方の意思が実現することはありません。1回の話し合いでその方を知ることはできない為、何度も時間をかけ、その方に寄り添い話し合いを行っていかなければなりません。その方の価値観を知ることはとても時間のかかることですが意思決定支援を行うためには慌てないことが重要なことです。
    キャストでも、訪問という限られた時間の中でお客様の人生観や価値観を少しでも理解し、その方にとって最適な生き方を見出していただけるよう更なる学習を行っていきたいと思います。

    訪問看護ステーションキャスト
    野尻 方博








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