初心に返る

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    私は責任者であり、リハビリスタッフ(作業療法士)でもあります。
    先日とても嬉しい出来事がありました。骨折後からご自宅で浴槽に入ることができず、シャワー浴となっていたお客様がおられたのですが、寒くなる前に安全に入浴できるようにと事業所で何度か入槽練習を行っていました。不安要素を1つ1つ確認し、考えられるリスクも話合いました。その後、「昨日数ヶ月ぶりに家でお風呂に浸かれたよー!」と、その時の様子を嬉しそうに教えて下さる姿をみて、目頭が熱くなりました。
    国が地域包括ケアシステムを打ち出す中、リハビリテーションは機能訓練に重点を置いたものから、ADLやIADLなど生活行為そのものに重点を置いた考えに変わってきています。今回のお客様も身体機能面の変化よりも、「不安→できるかも」という気持ちの変化の方が自立に繋がった要素として大きかったと思います。どうしても身体機能面にばかり目が向きがちですが、このように「行動のきっかけ」を作ることもリハビリテーションだと改めて感じるました。このような出来事がある度に、やっぱり私はこの仕事が好きだなと、初心に返りモチベーションに繋げる事ができているように思います。


    デイサービスセンターアルフィックセカンド
    白神 理栄

    “上手な伝え方”って?

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      面接場面や相談援助技術においては、人の話を聴くことが大切であり、「傾聴」しましょう、とか「受容」や「共感」が大切です、と言います。もちろん、その通りです。しかし、ケアマネジャーとしては、相手に“伝える”ということも大切です。しかし、“伝え方”について学ぶ機会はほとんどありません。実際の現場においては、こちらが意図しなかった形で相手に伝わり、ちょっとしたトラブルになることもあります。そこで、私が講師となり、事業所のケアマネジャーを対象に、“上手な伝え方”をテーマにミニ勉強会を開催しました。ポイントを整理しながら、これまでの体験談も交えてまずは自分が“伝える”ことからスタートです。
      まずは「用件」を伝える
      最初に「結論」を伝え、その後に経過や理由を伝える
      「主語」を入れる(特に登場人物が多い時は要注意)
      「事実」と「推測」を区別する
      内容はできるだけ具体的に伝える
      ポイントを整理すると、どれも当たり前のことです。ただ、自分自身の振り返りをすると意外とできていないものです。お客様やご家族、関係者だけでなく、事業所内での普段のやりとりから意識して取り組んでいきたいと思います。

      居宅介護支援事業所アール・ケア
      二宮 崇

      仕事は顔に出る

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         少し前にたまたま私の夫が、ほんの少しの間でしたがキャストのスタッフと会う機会がありました。その帰り道で私の仕事に関して何も言わない夫が、珍しくこんなことを言いました。

        「なんかあの男の人たち、ほわっとした顔してるな。うちの職場にはあんな顔してる人はおらんわ」

        ・・・ほわっと?

        どんな顔やねん。
        というわけで、夫にほわっとしたと言われたスタッフのお顔をご紹介します。



         どうでしょう。ほわっとしていますか?

         実は、夫のセリフには続きがあります。
        「やっぱり介護系の仕事をしていると、ああいう顔になるんかな。安心するわな」

         その時私は、確か「見慣れてるからわからん」みたいなことを言ったと思います。
         しかし後で考えると、夫なりの誉め言葉だったのではないかと思いました。

         医療や介護の仕事は、常に何らかの障害を抱えた方と向き合う仕事です。みな真剣に、しかし相手には安心していただけるよう様々な方法でアプローチします。穏やかな表情もその一つです。新人さんも最初は固かった表情が、やがて自然に穏やかな笑顔で接することが出来るようになります。個人的には、その表情ができるかどうかで、医療や介護の仕事に向いているかが決まるといっても案外過言ではないと思っています。
         利用してくださっている方へ安心していただける表情ができるのは、元の性格もあるかもしれませんが、それに加えてそれまでの経験と知識の賜物だと思います。まして夫は利用者でも家族でもないのに、そんな人に対しても第一印象で安心すると思える表情ができるなんて。先ほど見慣れていると返事したと言いましたが、実際キャストのスタッフはみな常にほわっとした顔で出勤し、仕事に向かいます。きっと彼らは無意識でそんな表情をしているのだと思います。これぞプロだと思います。
         私もそんな表情ができているでしょうか。夫には一度もそんなこと言われたことはありませんが。

        訪問看護ステーション キャスト
        田村 麗恵

        背中

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          前回2月のブログで外部講師を迎えて研修を行い、今回この報告をすると言っていましたが、この「コロナ禍」で研修が中止になってしまいました。
           なので、本編を変えてお伝えしていこうかと思います。



          我が家には子供が4人おり、そのうち全員男子です。
          今年長男20才、次男19才、三男11才、四男9才になります。
          アール・ケアに就職したときには次男がまだ9か月でした。

          子育てと仕事の両立は今でも大変です。
          しかしそんな長男、次男は私の何を見てくれていたのか、二人とも看護師になるといい
          現在看護学校に通学しています。
          頑張ってきた甲斐があったなと思うこの頃です。

          子供たちの背中とてもたくましく、楽しみがまだまだ続きそうです。


          訪問看護ステーション ママック総社
          杉谷智子

          祖母との別れ

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            今回3回目の投稿となります。
            今年の7月に母親方の祖母が99歳で亡くなりました。12月で100歳を迎える予定でした。5年前まではデイサービスへ週2回通いながら自宅で一人暮らしをしていました。5年前のある日、玄関先で転倒し、大腿骨骨折をして入院となり、94歳で何度か転倒を以前にしており、骨がもろくなってDrから手術は難しく保存治療、車いす生活で自宅に帰るのは難しいとのことで施設入所が決まりました。それから5年間、施設での生活でした。年に2〜3回は面会に訪れると年相応の認知はありますが、訪れると決まって「よく来てくれたな。連れて帰ってくれたらいいけど、足が困難だから帰れんわ」と話をしてくれました。その施設ではリハビリがあるところだったので、「歩けるようになったら家に帰ろうな。また来るから」いつも声をかけて帰っていました。自分もここ1〜2年は子どもが出来き、まだ小さいのでお互い風邪等をもらったらいけないと思い、会う機会が減っていました。定期的に母親から状態を聞いたり、着替えを持っていくのに付き添った際、施設の外から会う程度になっていました。去年の99歳の誕生日を迎えた時は施設でインフルエンザが流行っており、会えなかったので100歳の誕生日を迎えた時に自分の子どもを近くで会わせてあげたいと自分の中で勝手に思っていました。しかし、今年の3月から新型コロナウイルスの影響で施設の面会は禁止になり、母親が着替えで遠くから見守る程度しか会えない状況となりました。そして今年の7月初旬に少し体調がおかしいとのことで入院となり、入院した次の日には体調が落ち着いていると病院から連絡があったが、その日の夕方、体調が急変したと病院から連絡がありました。母親が到着した時には人工呼吸器をつけている状態でドクターからはもう手の施しようがないとのことでした。死因は心不全でした。葬儀には自分の子どもも参列することができ、直接合わせることができませんでしたが、99歳まで生きたその生命力に敬意を表し、心の中で「今までありがとうございました」、「ゆっくり休んでくださいと」伝えました。
            私は入社した時から「自宅でお客様に長生きをしてもらいたい」という強い思いがあります。
            そのきっかけをくれたのは祖父母です。
            まだまだ、見えない敵との戦いは続きますが、「長生きするには」を追及していきたいと思っています。



            通所介護事業部 デイサービスセンター アルフィック平井

            菅沼 善博

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